
ウォーキングを続けていると骨がどんどん丈夫になっていきます。骨の老化を防ぐ効果もあります。
骨は毎日壊されたり、新しく作られたりしています。20代までは骨を作る量の方が多いのですが、30歳を過ぎると作る量と壊す量が均衡し、40代以降は壊す量の方が多くなってしまいます。
ウォーキング効果で骨を作る量を増やすことができます。その理由をみていきます。
骨芽細胞と破骨細胞
ウォーキングをすることで、全身の筋肉、特に足腰の筋肉が鍛えられます。筋肉が鍛えられると、その筋肉を支える骨も一緒に丈夫になっていきます。
骨は、骨芽細胞によって作られ、破骨細胞によって壊されます。これが毎日起こっています。
骨芽細胞は血液中のカルシウムを骨に付着させ新しく骨を作っています。ウォーキングにより血流がよくなると、骨芽細胞が活発化します。さらに血流がよいのでカルシウムもたっぷり運ばれてきます。
骨はどんどん丈夫になっていきます♪
ビタミンD
日光に当たると、ビタミンDがカラダで作られます。このビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれます。骨が作られるときに非常に重要な役割をしてくれます。
このビタミンD、実はガン予防にも効果があると、最近の研究でわかってきたようです。
ウォーキングをすると日光に当たるのでビタミンDがたっぷり作られます。
もちろん、ウォーキングと並んで、食事からビタミンDとカルシウムも摂取するようにしてください。
骨粗しょう症
骨の老化がすすむと、骨がもろくなって折れやすくなります。さらにすすむと骨粗しょう症の危険性も出てきます。
骨粗しょう症は骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなっている状態です。骨折しやすくなります。なんらかの理由により、破骨細胞が暴走し骨がどんどん壊されて起こります。
骨粗しょう症予防のためにも、ウォーキングをして骨芽細胞を活発化させ、骨を新しく作る能力を高めておきましょう!
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