紫外線は1年中?!夏だけじゃなく1年中予防が必要な紫外線

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「紫外線は夏が強い」「夏は紫外線に注意が必要」そんな話を耳にします。
確かに紫外線は、1年間を通してみると、夏に強まり冬には弱まります。
でも、夏だけ紫外線を帽子しても、紫外線による日焼けやシミやシワは防げません。

1年間、紫外線はどのように変動しているのか?また、なぜ変動しているのかを知り、1年間を通して紫外線対策をしていきましょう。

紫外線量が変動する主な要因

紫外線量が変動する主な要因は、「天文因子」と「気象因子」です。

天文因子

太陽と地球の間の距離(太陽高度)。
天文因子の中では、太陽の高度が一番の影響因子となりますので、緯度と時刻が影響します。

気象因子

大気を構成する空気分子。
エーロゾル、オゾン、酸素などの気体分子、水蒸気、雲などの吸収、散乱、反射などの分光学的諸特性が影響します。

この2つの要因の影響を受けて、紫外線の量が変動しています。
(詳しくは、紫外線の量はなぜ変動する?夏と昼以外にも年中降り注ぐ紫外線をご確認くださいね^^)

季節によって紫外線量が変動する理由

ではなぜ、その2つの要因で季節によって紫外線量が違ってくるのでしょうか?

紫外線には、UV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)の3種類があります。
それぞれ波長が違い、地上に届く約90%は波長が長いUV-A(紫外線A波)です。波長が中くらいのUV-B(紫外線B波)は10%ほど。波長が短いUV-C(紫外線C波)は地上には届きません。(紫外線(UV)とは?!~意外と知らない紫外線の正体~参照)

夏の紫外線
出典:株式会社 カネデン

 

オゾン層と紫外線量の関係

太陽と地球が近い(太陽高度が高い)と、太陽と地球の距離が近くなります。
そうすると、日射はオゾン層を通過する距離も短くなります。
オゾン層を通過する距離が短いと、紫外線(特にUV-B)はオゾン層に吸収される量が少ないまま通過するので、太陽高度が高いと紫外線が強まる、ということになります。

紫外線 季節
出典:株式会社アースケア

月ごとの紫外線

それでは、夏以外の季節の紫外線は、どのように変動しているのでしょうか?

下の図は、月ごとのUV-AとUV-Bの強さをあらわしています。
この図をを参考に、月ごとの紫外線についてみていきましょう。

季節ごとの紫外線量

紫外線が一番強い月

上の図によると、紫外線が一番強いのは

  • UV-A(紫外線A波):5月
  • UV-B(紫外線B波):7~8月

です。

7月~8月というのはなんとなくわかりますが、5月というのは不思議ですね!
それに、UV-AとUV-Bで紫外線が強い月が違うのはなぜなのでしょうか?
UV-AとUV-B、それぞれについてみていきましょう。

UV-A(紫外線A波)

UV-Aは日射の中に常に約5~6%存在します。
日射量と関係が深いため、日射量が最高になる時期に、紫外線も多くなります。
太陽高度は夏至に一番高くなり、また日射量は夏至が一番多くなるため、UV-Aの量も夏至に一番多くなります。

本来、紫外線は夏至が一番強まりますが、日本は夏至(6月末頃)は梅雨に入ります。
そのため、日本各地でUV-Aが一番強い月は5月となっています。

尚、UV-Aが一番強い5月と一番弱い12月の差は、約2倍弱です。
UV-Aは冬でも一番強い時期の半分の量が降り注いでいますので、「冬だから大丈夫」と油断しないようにしましょう。

UV-Aが一番強い時期

・梅雨がある地域(関東や九州):5月頃
・梅雨がない地域(北海道や東北の一部):夏至の6月末

UV-B(紫外線B波)

真夏の7~8月は、オゾンによる吸収が少ないので、UV-Bの量は最大になります。

  • 春の3月~4月/秋の9月~10月:夏の半分程度。
  • 冬の11月~2月:夏の5~6分の1。冬は非常に弱くなります。
UV-Bが一番強い時期

梅雨関係なしで7~8月

夏至と冬至

日本では、太陽が最も近付くのは夏至です。
太陽が近付くと、紫外線が大気層を通過する距離が短いため、紫外線が弱まることなく頭上に降り注ぎ、強い紫外線を浴びることになります。

反対に、太陽が最も遠ざかるのは冬至です。
紫外線が大気層を通過する距離が長くなるので紫外線も弱まります。

季節によって違う紫外線量
出典:KOSE

1番紫外線が強いのは、夏至のお昼頃

ここで少し、1日単位で考えてみたいと思います。

1日の中で、1番太陽高度が高いのは、お昼頃です。
ということは、紫外線量が1番多いのも、1日の中ではお昼頃です。
紫外線を浴びるのはお昼だけじゃない!紫外線量の1日の変動参照)

下の図によると、年間で通してみると、同じ「お昼頃」でも、太陽高度が高い順に

  1. 夏至
  2. 春秋分
  3. 冬至

となっています。
1日の紫外線の量の違い
出典:大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台

「太陽高度が最も高い時間帯(南中時)」が、一番紫外線が強まることになります。
1年間の中で、「夏至のお昼頃」に紫外線が最も強まる、ということになりますね^^

 

まとめ

紫外線は「夏が強い」という話をよく聞きますが、その理由は、「太陽高度やオゾン層と関係が深いから」だということが分かりましたね(*^▽^*)
ただ、「夏」だけでなく、「日射があれば、必ず紫外線が降り注いでいる」ということも分かりました。
夏だけでなく、年中通して紫外線予防をしておく必要があります。
しっかり紫外線を防いで、美肌を目指しましょうヽ(*⌒∇^)ノ♪

  • 紫外線量が変動する主な要因は、「天文因子」と「気象因子」。太陽高度とオゾン層の影響を受ける。
  • 太陽高度が高いと紫外線が強まる。
  • UV-A(紫外線A波)が一番強まる季節は5月。
  • UV-B(紫外線B波)が一番強まる季節は7~8月。
  • UV-Aの年間の変動幅は小さい。夏に比べ冬は2分の1程度と変動量が少ない。
  • UV-Bの年間の変動幅は大きい。夏に比べ冬はおよそ5分の1にまで減る。
  • 1年間の中で、「夏至のお昼頃」に紫外線が最も強まる。
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